コロナが出現する少し前まで重度の障害を持たれた方が暮らしているグループホームの職員として働いていました。
徐々に音楽での収入が増え、安定し始めた頃、時間的体力的に正社員としての両立が難しくなりパートに切り替えさせて頂きました。
そこから暫くしてライブハウスでのクラスター報道があり、ライブと介護現場の掛け持ちを不安に思われる保護者の方々のお声を聞いて音楽を選ばさせて頂きました。
あれからあっという間に二年以上流れてしまっているのですが、常々大好きな利用者さんの事が頭に浮かびます。
今日は○○さんのお料理教室の日だなぁ。通院の日だなぁ。
コンビニに行けば○○さんの好きなパンだなぁ。
昨日職員さん(元後輩達)からメールが入り
『緊急事態宣言が解除され面会できるようになりました!誰に会いたいか聞いたら先輩の名前が。是非会いに来て下さい』と。
嬉しくて早速会いに行きました。
不思議なもので、久しぶりな感じは全くなく、
何度も泊まりながら働いた現場は親戚の家にでも行くような感覚でした。
『ねーーーさーーーん!!!!』と皆がハグしてくれて幸せでした。
温かな気持ちを抱えながら帰路についていると別の後輩からメールで『私の出勤日に来て下さいよー(ToT)』と
こんなポンコツ先輩をまだ慕ってくれる可愛く頼もしい後輩達の気持ちが嬉しくて、、両立時代は本当に大変だったけれど、頑張って来てよかったなぁと心から思えた帰り道でした。
これからも友人として何度も会いに行きたいです。